夜の海に立ち…

思いついた事をとりあえず書いてみる。

イヤホン遍歴 その1

振り返ってみると結構いろんなイヤホンを使っていた。

よかったけど壊れて使えなくなったものもあれば、イマイチで引き出しに入れっぱのものもある。

多分存在も忘れてしまったものもいくつかあるはず。

時系列は覚えている限りで。

 

  1. SONY MDR-EX90SL

    全ての始まりと言っていい存在。

    MDの時代からプレーヤー付属でなく別のイヤホンを使っていたとはいえ、イヤホンスパイラルに嵌ったきっかけはこのイヤホンの存在があったから。

     

    思い出補正もコミであるが、低音もちゃんと出て高音も綺麗でドンシャリになりすぎない絶妙なバランスが良かった。

    見た目もアルミ削り出し風の仕上げがWalkman A808の高級感とマッチしていた。

     

    ただ、1年そこらで断線して片方が聞こえなくなるソニーあるあるにより、後継機を探すことでスパイラルが始まっていく。

  2. SONY MDR-EX500SL

    EX90SLが断線するも、その頃には廃番となり代わりに買ったのがこれ。

    スペックも見た目もEX90SLの路線を引き継いでいるのだろうけど、使ってみると「なんか違う」感じがしてくる。

    ここまでイヤホンはソニーばかりで、他メーカーが気になりだした時期だった為、割と早めに次を探すことになる。

  3. Ultimate Ears MetroFi 220
    そこそこ手頃な値段で光沢メタルっぽい見た目が良さそうだったので購入。

    音はちょっとドンシャリでクリアな感じは結構良かった。
    問題はケーブルが固くてクセが取れず全然まっすぐにならないので、タッチノイズが大きいし取り回しが悪く、結局次を再び探すことになる。

  4. Shure SE115
    タッチノイズ対策として耳にコードをかける、いわゆる「Shureがけ」をやってみようということで本家Shureのエントリーモデルに目をつける。

    タッチノイズ対策としては良かったし遮音性が高いのも良かったのだが、本体のケーブルが妙に短くて延長ケーブル必須なのが、これまたイマイチな感じがする。

  5. Etymotic hf5
    ここまでイマイチの連続だったところで次に購入したのがこれ。
    3段フランジで耳の奥まで突っ込むスタイルとER-4より外で使いやすそうなデザインと価格帯に目をつける。

    期待通りの遮音性の高さとフィット感、フラットで高音から低音までクリアで綺麗に鳴らす音作り、ケーブルも柔らかめで取り回しがしやすくトータルの満足度がとても高かった。

    多少デメリットはあったものの、個人的にはEX90SL以来の名機と言っていい存在で、WalkmanからiPodへ移行してもずっと使い続けたお気に入りだった。
    結局1度断線で保証で交換して、その後もコードが破けて使い物にならなくなるまで使い続けた。

    ちなみにデメリットは耳の奥まで突っ込むスタイルゆえに、イヤーチップとフィルターの消耗が激しく、他よりも頻繁に交換が必要だったことと耳への負担が大きいこと。

以後も続く。