イヤホン遍歴 その3
これで最後。
IE8とLS2を買って以降は通勤など普段使い用のイヤホンを壊れるごとに取っ替え引っ替えすることに。
- SONY XBA-2SL
久々のソニーのイヤホン。長らくダイナミック型一辺倒だったソニーがBA型のラインナップを充実させ始めたので手を出してみる。
値段の割にBAユニットを2基使っているので少しお買い得感がある。
平打ちパスタみたいなケーブルは絡みにくくて使い勝手はそこそこいい。
音に関しては「無難」といった感じ。低音もまあまあ出るし、解像度もクリアさもそこそこある。けど、あまり個性というか特徴がない気もする。 - Klipsch Image X10
なんで買ったのかは忘れた。復刻する前のモデル。
本体の軽さと断面が楕円形のイヤーピースで抜群のフィット感と遮音性がある。音もシングルBAの割に強い低音と全体的にクリアな音がとても聴き心地が良い。
断線には強かったがゴムのカバーが裂けてボロボロになり、たまに家で使うだけになる。
リニューアルしたX10だとこの辺も解決されているのかな? - SONY XBA-H1
XBA-2SLが断線したので代わりに価格帯が近いこれを購入。
ハイブリッド(ダイナミック型1基・BA型1基)を使ったことがなかったので、試してみたかったのも動機の一つ。
XBA-2SLと比べて低音が強くなっていて割とEX90SLに近いサウンドになっていたと思うので、個性が出るようになったと思う。
これも1年そこらで断線してお亡くなりになり、またソニー以外へ流れる。 - Sennheiser MOMENTUM In-Ear
XBA-H1の代わりとして、ソニーと並ぶダイナミック型の代表格(と勝手に思ってる)であるゼンハイザーの新型を選んでみる。
デザインが無骨な印象があったゼンハイザーもMOMENTUMシリーズはスタイリッシュな雰囲気があって結構好き。家でも外でも使えるOn-Earも持ってるし。
音はゼンハイザーにしては普通な感じ。ある意味XBA-2SLに近い。iPhone用のリモコンも内蔵しているので通勤用には便利。
これも断線して使用不能に陥る。平打ちパスタ系のケーブルは無意識に雑な使い方をしてしまうのだろうか? - Shure SE215 Special Edition
MOMENTUM In-Earの代わりに使っていたSE315の本体から音が出なくなったので社外品ケーブルを使い回すために購入。
この頃からリケーブルできない機種はやめようと思うようになる。
ダイナミック型なのでSE315よりもドンシャリな感じだけど、どちらかといえばこっちの方が好みなサウンド。
イヤーピースも茶楽音人のものを使っていたので、本体以外は全部社外品になってしまった。
ケーブルも本体も青というビジュアルは結構気に入っていたのだが、出先で紛失してしまい次を探す羽目に。 - Westone UM Pro10
最近使っている機種。
SE215の代わりとしてリケーブル可能な1万円代のいい感じのイヤホンを探してこれにたどり着く。
付属のSTARチップはどのサイズも微妙に自分の耳にフィットしなかったので、SE215用に残していた茶楽音人のイヤーピースを使うと丁度よかった。
音はBA1基としてはバランスがいいと感じた。そこそこクリアさと解像度もあるけどウォーム系の雰囲気も残っているからキツさがなく長時間聴きやすい。
こうやって振り返ってみるとイヤホンスパイラルでいくら散財しているんだか…
もっと早いタイミングでリケーブルできる機種に絞って選定していればよかったのかも。
iTunesでハイレゾが使えるようになったら再びカスタムが欲しい病にかかるかも。