2020-01-01から1年間の記事一覧
2009年に亡くなったJ.G.バラードの最後の長編小説「Kingdom Come」は「千年紀の民」や「人生の奇跡」の巻末によると、東京創元社が柳下毅一郎氏の翻訳で翻訳版を出す予定になっている。 しかし、「ハイ・ライズ」の映画化、没後10年の節目や「ハロー・アメリ…
その1を書いてからかなり時間が経ってしまったが、その1で取り上げたジャンルのお店以外でよかったものについて書いてみる。 (4) 中華料理店 夜は居酒屋として酒類を取り扱っているお店が良い(この話のテーマ的にマストではあるが)。さらに言えばちょっと…
施川ユウキの「バーナード嬢曰く。」を読んだことをきっかけに伊藤計劃の「虐殺器官」や「ハーモニー」を読み、これらの作品中で言及のあったJ・G・バラードやジョージ・オーウェルの作品を読むことが多くなった。 特にバラードについては虐殺器官では主人公…